【例】1個のサイコロを1回投げるという試行において
偶数の目または3の倍数の目が出る確率
偶数の目がでる事象を とする
偶数の目が出る確率を とする
3の倍数の目が出る事象を とする
3の倍数が出る確率を とする
よって偶然の目または3の倍数が出る確率は
【例】1個のサイコロを1回投げるという試行において
偶数の目または5の目が出る確率
偶数の目がでる事象を とする
偶数の目が出る確率を とする
5の目が出る事象を とする
5の目が出る確率を とする
【例】1から10までの番号のついた10枚のカードから2枚のカードを取り出した時、
2枚とも偶数の確率
①同時に取り出す→順番がつかない→並び方は考えない
②分母:10枚から2枚取り出すので
分子: 2,4,6,8,10の5枚から2枚取り出すので
③2枚とも偶数である事象を とする
2枚とも偶数である確率を とする
④
【例】1から10までの番号がついた10枚のカードから2枚のカードを取り出したとき
少なくとも1枚は奇数である
※「少なくとも」とあった場合は余事象に注目する
以下2通りの解法を記載しているが【解法1】が余事象に注目した方法。
【解法2】は余事象を使わなかった場合(ステップ数が多い)
【解法1】
①
②少なくとも1枚奇数ということは2枚とも偶数でなければよい事と同じ
③
偶数のカード2,4,6,8,10の5枚から同時に2枚取り出すので
③
分母:10枚から2枚取り出すので
分子:③より
④①~③より
【解法2】
①少なくとも1枚は奇数である状態とは以下の2パターン
2枚とも奇数の場合
1枚奇数で1枚偶数
②
1,3,5,7,9の5枚から同時に2枚取り出すので
奇数のカード1,3,5,7,9の5枚から1枚
偶数のカード2,4,6,8,10の5枚から1枚
以上より
③
分母:10枚から2枚取り出すので
分子:または
④